《「馬」の字音「マ」から変化したものという。平安時代以降「むま」と表記されることが多い》
1 奇蹄 (きてい) 目ウマ科の哺乳類。体は一般に大形で、顔が長く、たてがみがあり、長い毛の尾がある。力強く、走ることが速い。古くから家畜とされ、農耕・運送・乗用・競馬などに用いられ、肉は食用。東洋種の蒙古馬 (もうこうま) ・朝鮮馬、日本在来種の木曽馬・北海道和種、西洋種のアラブ(アラビア馬)・サラブレッド・ペルシュロンなどがある。こま。
2 踏み台。脚立 (きゃたつ) 。
3 競馬。
5 《「付け馬」の略》料理屋などで、勘定の未払いを取り立てるために客の家までついて行く者。
6 動植物などの同類の中で、大きなものの意を表す語。「—すげ」「—ぜみ」
⇒うま