1. 僧侶が身にまとう三衣 (さんえ) (3種の袈裟 (けさ) )と一つの鉢。えはつ。えはち。

  1. 禅宗で、法を伝える証拠として授ける袈裟と鉢。また、禅僧が師と仰ぐ僧から伝えられる奥義。えはつ。えはち。

  1. 広く宗教学問芸術などで、師から弟子に授けられる奥義。えはつ。えはち。「—を継ぐ」

[補説]2は、禅宗始祖達磨 (だるま) が弟子の慧可 (えか) 正法眼蔵 (しょうぼうげんぞう) 伝授したとき、伝法の証として袈裟および施しを受けるための鉄鉢を授けたとの故事由来する。

死者形見としてのこされた髪。

出典:青空文庫

goo辞書は無料で使える辞書・辞典の検索サービスです。1999年にポータルサイト初の辞書サービスとして提供を開始しました。出版社による信頼性の高い語学辞典(国語辞書、英和辞書、和英辞書、類語辞書、四字熟語、漢字など)と多種多様な専門用語集を配信しています。すべての辞書をまとめて検索する「横断検索」と特定の辞書を検索する「個別検索」が可能です。国語辞書ではニュース記事や青空文庫での言葉の使用例が確認でき、使い方が分からない時に便利です。