かんべとは？意味・読み方・使い方

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かん‐べ【神^▽戸】
の解説

《「かむべ」とも表記》神社に属して、租・庸・調や雑役を神社に納めた民戸。神封戸 (じんふこ) 。神部 (かんべ) 。じんこ。

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かん‐べ【神^▽部】
の解説

１「神戸 (かんべ) 」に同じ。

２律令制での神祇官 (じんぎかん) の部民。神祇官の雑務に従事した。かんとも。かんとものお。かみとものお。

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出典：デジタル大辞泉（小学館）

かんべの例文(30)

出典：青空文庫

･･･何でも夫人の前身は神戸あたりの洋妾だと云う事、一時は三遊亭円暁を･･･芥川竜之介「開化の良人」
･･･にゃ大事だと、無事に神戸へ上がるまでにゃ、随分これでも気を揉みま･･･芥川竜之介「奇怪な再会」
･･･夫人堂　神戸にある知友、西本氏、頃日、摂津国摩耶山の絵葉書を送ら･･･泉鏡花「一景話題」

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