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辞書
１ 花をまいて仏に供養すること。
２ 四箇の法要の一。梵唄 (ぼんばい) のあとにシキミの葉あるいは花を散布すること。また、紙製の蓮華の花びらを花筥 (けこ) に入れ、散布すること。
３ 《花を散らす意から》死ぬこと。特に、若くして戦死すること。「南方洋上に—する」
高橋和巳の小説。昭和38年（1963）「文芸」誌に発表。
出典：デジタル大辞泉（小学館）
さんげさんげ【懺悔懺悔】
《「ざんげざんげ」とも》 １ 月山・羽黒山などの霊山に参る行者などが唱える言葉。 ２ 歌舞伎下座音楽の一。江戸の世話物で、貧しい町屋の幕開きや小悪党の出入りなどに用いる唄。
さんげし【散華師】
法会のとき、散華する役の僧。散華僧。
さんげめつざい【懺悔滅罪】
仏語。懺悔をして犯した罪業を消滅させること。
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出典：青空文庫
･･･かし赤裸々の彼自身は懺悔録の中にも発見出来ない。メリメは告白を嫌･･･ 芥川竜之介「侏儒の言葉」
･･･を思い出し、何ごとも懺悔したい欲望を感じた。が、それは僕自身の外･･･ 芥川竜之介「歯車」
･･･然清水寺に来れる女の懺悔 ――その紺の水干を着た男は、わたしを手･･･ 芥川竜之介「藪の中」
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