[動ア下一][文]す・う[ワ下二]
  1. 物を、ある場所に動かないように置く。「大砲を—・える」「三脚を—・える」

  1. 建造物などを設ける。「本陣を—・える」「関所を—・える」

  1. 位置を定めて人を座らせる。「上座に—・える」

  1. ある地位任務に就かせる。「部長に—・える」「見張りに—・える」

  1. 心をしっかりと居定まらせる。「度胸を—・える」「腹を—・える」

  1. 厳しい視線を置きつづける。「目を—・える」

  1. 灸 (きゅう) をする。「灸を—・える」

  1. 捺印 (なついん) する。「印を—・える」

  1. 鳥などを止まらせる。

    1. 「矢形尾の真白の鷹をやどに—・ゑ掻 (か) き撫 (な) で見つつ飼はくし良しも」〈・四一五五〉

  1. 10 植えつける。

    1. 「世の中の常の理 (ことわり) かくさまになり来にけらし—・ゑし種から」〈・三七六一〉

[補説]室町時代以降はヤ行にも活用した。→据 (す) ゆ
[動ア下一][文]す・ゆ[ヤ下二]飲食物が腐って酸っぱくなる。「御飯が—・える」「—・えたにおい」

出典:青空文庫

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