[名]《「まひと」の音変化》
  1. まひと」に同じ。

  1. 貴人。また、人を敬っていう語。

    1. 「雲井より降りたるより、—に思ひ聞こえ給ふ人を」〈宇津保・菊の宴〉

[代]二人称の人代名詞。平安時代、目下の者をよぶ語。
    1. 「この姉君や、—の後の親」〈・帚木〉

《「もうど」とも》

  1. 中世村落で、住み着いてから年月が浅く、正式な村の住人としての権利を認められていない者の称。

  1. 武家の召使いの男。中間 (ちゅうげん) 。

  1. 近世、本百姓に対し土地を持たない農民

出典:青空文庫

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