こうぼうはくい【黄茅白葦】
荒れ果てて、やせた土地のたとえ。
さいほばくろう【菜圃麦隴】
畑や菜園のこと。水をたたえない農地。
じんせきみとう【人跡未踏】
人がまだ一度も入ったり通ったりしたことがないこと。▽「人跡」は人の足あと、人の通ったあと。人の往来。「未踏」はまだだれも足を踏み入れていないこと。
ぜんじんみとう【前人未踏】
過去にだれも到達したり足を踏み入れたりしていないこと。いままでだれも成し遂げたことがないということ。▽「前人」は今までの人、先人。「未踏」はだれもその場所に踏み込んでいないということ。「未踏」は「未到」とも書き、この場合はだれもたどり着いていない地点。
だんがんのち【弾丸之地】
きわめて狭い土地のたとえ。
でんえんしょうぶ【田園将蕪】
人手がないために田畑に雑草が生い茂って、荒れ果てる寸前であること。
はてんこうかい【破天荒解】
いままでだれも成し遂げえなかったことを実現すること。また、型破りなこと。
ふもうのち【不毛之地】
土地や気候などの条件が悪く、作物の育成に不向きな土地。転じて、文化や学芸などで、取り立てて見るべきものがない地域。
ほんりょうあんど【本領安堵】
鎌倉・室町時代に、幕府や領主が、忠誠を誓った家臣に対して、その者の領地の所有を保証した制度。
よくやせんり【沃野千里】
広々とした肥えて豊かな土地。
りっすいのち【立錐之地】
場所や空間が非常に狭いこと。