ちょうていきょくほ【長汀曲浦】
長く続くみぎわと曲がりくねった入り江。曲がりくねって続いている海辺。▽「汀」はなぎさ・みぎわ、「浦」は浜辺・湾の意。
ちょとつきゆう【猪突豨勇】
《「漢書」食貨志から。「豨」はイノシシの子の意》イノシシやイノシシの子のように、あとさきを考えずに突き進む勇気。また、そうした勇気のある人。猪勇。
つうぎょうちょうたつ【通暁暢達】
ある物事に奥深く通じていて、文章や言葉などがのびのびしているさま。▽「通暁」は明らかに通じていること。「暢達」はのびのびしているさま。
ていかいしゅみ【低徊趣味】
世俗的な気持ちを離れたゆったりした気分で、右から眺めたり左から眺めたりするように、余裕をもって自然や芸術、あるいは人生を眺めようとする趣向。
ていしゅかんぱく【亭主関白】
夫（亭主）が一家あるいは夫婦間の支配者として絶大な権力をもち、君臨していること。
てかせあしかせ【手枷足枷】
行動の自由を束縛するもの。桎梏しっこく。▽「枷」は刑具の一つで、首や手足にはめて自由に動けないようにするもの。転じて、「手枷」「足枷」はともに自由を束縛するものの意。同義語を重ねて強調した言葉。「枷」は「がせ」とも読む。
てきかまんしゃ【擲果満車】
非常に人気があることのたとえ。また、大変な美少年のたとえ。▽「擲」は投げつける意。「果」は果実のこと。「擲果てきか車くるまに満みつ」と訓読する。「擲果」は「てっか」とも読む。
てきしゃせいぞん【適者生存】
生物は、環境に最も適したものが生き残り、適していないものは滅びるということ。▽イギリスの哲学者・社会学者ハーバード＝スペンサーによって提唱された生物進化論。
てきほんしゅぎ【敵本主義】
目的が別にあるように見せかけて、本来の目的を遂げようとするやり方。
てっとうてつび【徹頭徹尾】
最初から最後まで。終始。また、あくまで。けっして。▽「徹」は貫く意。
