ちょうきぼさい【朝祈暮賽】
朝夕、神仏に参詣して祈願すること。
てっけんせいさい【鉄拳制裁】
相手をげんこつでなぐってこらしめること。腕力によって、直接に罰を与えること。
とんちとんさい【頓知頓才】
その時その場、機に応じて即座に機転を利かせることができる知恵や才能のこと。
ねんねんさいさい【年年歳歳】
毎年毎年。この年も明くる年も。▽「年」も「歳」も年月のこと。名詞を二つ重ねることによって「どの~も」という意味を表す。唐の詩人劉廷芝りゅうていしの言葉。「歳歳年年さいさいねんねん」ともいう。
はくがくたさい【博学多才】
知識が豊かで、多くの分野の才能に恵まれていること。▽「博学」は各方面の学問に通じており、多くの事を知っていること。「多才」はいろいろな才能に恵まれていること。
はくしゅかっさい【拍手喝采】
手をたたきながら、大声でほめたたえること。▽「喝采」は、どっとほめはやすこと。
ぶじそくさい【無事息災】
病気や災いなど、心配事がなく、平穏に暮らしていること。また、そのさま。▽「息災」は災いを防ぎ止めること。「息」はやめる、しずめる意。「息災無事そくさいぶじ」ともいう。
むびょうそくさい【無病息災】
病気せず、健康であること。元気なこと。▽「無病」は病気にかかっていないこと。「息」はやめる、防ぐ意。「息災」はもとは仏の力によって災害・病気など災いを除く意。転じて、健康で元気なさまをいう。
わこんかんさい【和魂漢才】
日本固有の精神と中国伝来の学問の才。また、日本古来の精神を失わずに、中国の学問を消化し活用すべきであるということ。▽「和魂」は日本固有の精神のこと。「漢才」は中国の学問・知識の意。
わこんようさい【和魂洋才】
日本固有の精神を失わずに、西洋からのすぐれた学問・知識を摂取し、活用すべきであるということ。▽「和魂」は日本固有の精神のこと。「洋才」は西洋の学問に関する才能や知識のこと。「和魂漢才」の類推から生まれた語。