じせつとうらい【時節到来】
待ちかねていた好機がやってくること。ちょうどよい機会に恵まれること。
じもんじとう【自問自答】
自らに問いかけて、自ら答えをいうこと。納得がいかないことや疑問を、自分自身で、反芻はんすうすること。また、あれこれ考えて思い悩むこと。
じゅりんのとうりょう【儒林棟梁】
儒学者の中で頭かしらにあたる人。儒学を勉強する仲間うちでの重要な人物。
じょういとうごう【情意投合】
お互いの気持ちがぴったりと合うこと。▽「情意」は感情と意志。また、心。「投合」はぴったり合うこと。
じょうとうしゅだん【常套手段】
同じような場合に、いつも決まってとられる手段。また、ありふれた方法や手段。▽「常套」は古くからの習慣。ありふれたやり方。
じんいとうた【人為淘汰】
人工的に生物の品種改良を行い、その形質を一定の方向に変化させ、目的にかなった型の固体だけを選び残していくこと。▽「人為」は自然のままでなく、人間の手を加えること。「淘汰」はより分ける、よいものを取り、悪いものを捨てること。
じんせきみとう【人跡未踏】
人がまだ一度も入ったり通ったりしたことがないこと。▽「人跡」は人の足あと、人の通ったあと。人の往来。「未踏」はまだだれも足を踏み入れていないこと。
じんめんとうか【人面桃花】
美人の顔と桃の花。美しい女性と会った場所に行っても、再びその人とは会えない場合に使われる。
すいとうそうき【垂頭喪気】
元気をなくしてしょげかえり、がっかりすること。▽「垂頭」は頭を低くたれること。「喪気」は元気がなくなること。「頭かしらを垂たれ気きを喪うしなう」と訓読する。
すんばとうじん【寸馬豆人】
小さな馬と豆粒ほどの人の姿のこと。絵画に小さく描かれた、遠くに見える人馬のこと。