ろぎょがいし【魯魚亥豕】
書き誤りやすい文字のこと。「魯」と「魚」、「亥」と「豕」などの字は、字形が似ているので書き間違いやすいことから。
ろくじゅうじじゅん【六十耳順】
六十歳になると、他人の意見も、素直に聞き入れられるようになるということ。
ろくどうりんね【六道輪廻】
この世に生きるすべてのものは、六道の世界に生と死を何度も繰り返して、さまよい続けるということ。▽仏教語。「六道」は生前の行為の善悪によって、死後に行き先が決まる六つの世界(地獄・餓鬼・畜生・修羅・人間・天上)。「輪廻」は、車輪が回転してきわまりないように、霊魂は不滅で死後また生まれ変わるという考え方。
ろせいのゆめ【盧生之夢】
⇒ いっすいのゆめ(一炊之夢)
ろっこんしょうじょう【六根清浄】
欲や迷いを断ち切って、心身が清らかになること。▽「六根」は私欲や煩悩、迷いを引き起こす目・耳・鼻・舌・身・意の六つの器官をいう。「清浄」は煩悩や私欲から遠ざかり、清らかで汚れがない境地。略して「六根浄」ともいう。
ろっぽうぜんしょ【六法全書】
日本国の憲法・刑法・民法・商法・刑事訴訟法・民事訴訟法を基本とし、これに関連する各種法規を収録した書籍。
ろはんのうんてい【魯般雲梯】
中国春秋時代、魯ろの名工魯般ろはんが作った、雲まで届くような高いはしご。
ろへんだんわ【炉辺談話】
囲炉裏や煖炉のかたわらでする、よもやま話・世間話。また、くつろいだおしゃべり。
ろめいけんばい【驢鳴犬吠】
取るに足りない文章や、聞く価値のない話のたとえ。ろばや犬の鳴き声程度であり、ありふれていて聞く価値もない意。▽「驢」はろば。「驢ろ鳴なき犬いぬ吠ほゆ」と訓読する。「犬吠驢鳴けんばいろめい」ともいう。
ろんこうこうしょう【論功行賞】
功績の有無や大きさの程度を調べ、それに応じてふさわしい賞を与えること。▽「論功」は手柄の大小を調べること。「功こうを論ろんじ賞しょうを行おこなう」と訓読する。