ちょうしゅぼかく【朝種暮穫】
朝に作物を植えて、暮れには収穫すること。期間の短いことから、方針が定まらないことをたとえる。また、慌ただしいさま。
ちらんこうぼう【治乱興亡】
世の中が治まって盛んになることと、乱れて衰えること。
ちんぎょらくがん【沈魚落雁】
魚や雁がんも恥じらって、身を隠すほどの美人。▽もともとは『荘子そうじ』斉物論せいぶつろんに見える逸話で、人間の基準での美人を見ても魚や鳥は逃げるだけだという、価値の相対性を表した語。「落雁沈魚らくがんちんぎょ」ともいう。
ちんしもっこう【沈思黙考】
黙ってじっくりと深く物事を考え込むこと。▽「沈思」は深く考える意。「黙考」は黙って考える意。
てきざいてきしょ【適材適所】
その人の能力・性質によくあてはまる地位や任務を与えること。
てっけんせいさい【鉄拳制裁】
相手をげんこつでなぐってこらしめること。腕力によって、直接に罰を与えること。
てんいしせき【天威咫尺】
天子の威光がすぐ近くにあることから、天子のそば近くに仕えること。
とうかせいせい【冬夏青青】
節操が堅く、常に変わらないことのたとえ。松やこのてがしわといった常緑樹は、色を変えることなく冬も夏も青々と茂っていることから。
とうどうばつい【党同伐異】
事の道理に関係なく、仲間に味方し、対立する他者を攻撃すること。▽「同おなじきに党むらがり異ことなるを伐うつ」と訓読する。「伐異党同ばついとうどう」ともいう。
とうりょうのざい【棟梁之材】
国家を支える重任に耐える人材。