どくりつじそん【独立自尊】
人に頼らずに自分の力だけで事を行い、自己の人格・尊厳を保つこと。▽「自尊」は自身の品格を保つこと。
どくりつふき【独立不羈】
他人の力に頼らず、他人に影響されず、他から束縛されずに行動すること。
にちじょうさはん【日常茶飯】
日々のありふれたこと。いつものことで特に取り上げるまでもないもの。毎日の食事の意から。▽「日常茶飯事」が常用句。
ねんげみしょう【拈華微笑】
言葉を使わず、心から心へ伝えること。また、伝えることができること。▽仏教語。「拈華」は花をひねる意。「華」は草木の花の総称。「拈」は指先でひねること。
ねんねんさいさい【年年歳歳】
毎年毎年。この年も明くる年も。▽「年」も「歳」も年月のこと。名詞を二つ重ねることによって「どの~も」という意味を表す。唐の詩人劉廷芝りゅうていしの言葉。「歳歳年年さいさいねんねん」ともいう。
はくぶんきょうき【博聞強記】
広く物事を聞き知って、よく覚えていること。▽「博聞」は広く物知りであること。「強記」は記憶力の強いこと。「強」は「彊」とも書く。
はくりょうぎょふく【白竜魚服】
《白竜が普通の魚の姿に化けて泳いでいたところを漁師に射られたという伝説を引いて、呉王が忍び歩きしようとしたのを伍子胥(ごししょ)が諫めたとした、「説苑」正諫の故事から》貴人がお忍びで外出して災難...
ふとくようりょう【不得要領】
話の要点がはっきりせず、何を言いたいのかよくわからないこと。
ふんしょこうじゅ【焚書坑儒】
言論・思想・学問などを弾圧すること。書物を焼いて儒学者を穴埋めにする意から。▽「焚」は焼く意。「坑」は穴埋めにする意。「儒」は儒学者・学者の意。
みっかぼうず【三日坊主】
あきっぽくて何をしても長続きしないこと。また、そのような人のことをあざけっていうことば。修行に耐えられず、三日で還俗げんぞく(一度、出家した者が、再び俗人に戻ること)をしてしまう僧侶の意から。