ちきほうゆう【知己朋友】
よく自分のことを知ってくれている友人のこと。また、よく待遇してくれる人。▽「知己」は自分の人柄・才能をよく知ってくれている人。親友の意。「己」はおのれ。「朋友」は友達、友人のこと。
ちくばのとも【竹馬之友】
幼友達のこと。幼いころ竹馬に乗って、一緒に遊んだ友達の意。
てんがいひりん【天涯比隣】
たとえ遠く離れていても、すぐ近くにいるように親しく思われること。親しい友人などについていう。▽「天涯」は非常に遠い所、「比隣」は隣近所の意。
とうとうほうり【投桃報李】
桃が贈られてくれば、そのお礼にスモモを贈り返す意で、友人間の贈答のこと。また、自分が善を施せば、相手も善で報いるということ。
としゅせきけい【斗酒隻鶏】
一斗の酒と一羽の鶏。転じて、亡き友人を哀悼し述懐すること。▽「斗酒」は一斗の酒。「隻」は鳥を数える単位。昔、一斗の酒と一羽の鶏は死者を祭るのに用いたもので、もと、魏ぎの曹操そうそうが友人の橋玄きょうげんの墓を祭ったときに作った文にこの語を用いたことから。
どうほうどうたく【同袍同沢】
衣服をともにする意から、苦労を分かち合った親密な友。特に、戦友。転じて、一般に苦労をともにする親密な友人。
どくしょしょうゆう【読書尚友】
書物を読んで、昔の賢人を友人とすること。▽「尚」は過去にさかのぼる意。
ばりざんぼう【罵詈讒謗】
ありもしないことを並べ立てて、人をののしりそしること。
ひょうたんそうあい【氷炭相愛】
この世では起こりえないことのたとえ。また、冷たい氷と熱い炭のように、まったく性質が相反するものが、相手の特性を利用しながら、助け合うこと。友人が互いの特性の違いを活かし、戒め合いながら助け合うこと。
ほうゆうゆうしん【朋友有信】
友人の間では信頼関係が何より大切であるということ。