すいがんもうろう【酔眼朦朧】
酒に酔ってとろりとした目付きになり、頭もぼうっとして、辺りの物がはっきり見えないさま。▽「酔眼」は酒に酔ったときのとろんとして定まらない目付き。「朦朧」はかすんではっきりしない様子。
ゆうしんぼつぼつ【雄心勃勃】
雄々おおしい勇気が盛んにわいてくるさま。▽「雄心」は雄々しい心、勇ましい精神。「勃勃」は盛んに起こるさま。
ゆうずうむげ【融通無碍】
行動や考えが何の障害もなく、自由で伸び伸びしていること。▽「融通」は滞りなく通ること。「無礙」は妨げのないこと。「礙」は「碍」とも書く。
ゆうめいむじつ【有名無実】
名ばかりが立派で、それに見合う実質が伴わないさま。
ゆうゆうかんかん【悠悠閑閑】
ゆったりして気長に構え、のんびりするさま。▽「悠悠」は落ち着いたさま。のんびりしたさま。「閑閑」は静かで落ち着いたさま。「悠悠緩緩」「優優閑閑」「優優簡簡」とも書く。
ゆうゆうふだん【優遊不断】
[形動][文][ナリ]「優柔不断(ゆうじゅうふだん)」に同じ。
よういしゅうとう【用意周到】
心遣いが隅々まで行き届いて、準備に手抜かりがないさま。
よゆうしゃくしゃく【余裕綽綽】
ゆったりと落ち着きはらったさま。▽「余裕」はあせらずゆったりとしていること。ゆとりのあること。「綽綽」はゆったりしてこせつかないさま。
らいらいらくらく【磊磊落落】
心が大きく、些細ささいなことにこだわらないさま。▽小事にこだわらず、さっぱりしている意の「磊落」のそれぞれの語を重ねて、意味を強調した語。
らりこっぱい【乱離骨灰】
ばらばらに離れ散ること。めちゃめちゃになった様子。さんざん。▽「らりこはい」とも読む。「乱離」は「羅利」とも書き、「骨灰」は「粉灰」「骨敗」「忽敗」とも書く。