きんうぎょくと【金烏玉兎】
太陽と月。また、日月のたとえ。
けいしょううんかく【卿相雲客】
⇒ げっけいうんかく(月卿雲客)
げっけいうんかく【月卿雲客】
公卿くぎょうや殿上人てんじょうびとのこと。また、高位高官のこと。▽「月卿」は、もと天子を日に、臣下を月になぞらえて、大臣をいう。わが国では公卿をいう。「雲客」は殿上人のこと。
げっちゅうのせんじょ【月中蟾蜍】
中国古代の伝説で、月にすむといわれるヒキガエルのこと。
こういんじょぜん【光陰如箭】
月日のたつのが早いことのたとえ。
こういんりゅうすい【光陰流水】
月日のたつのが早いことのたとえ。
こしょくそうぜん【古色蒼然】
ひどく古びたさま。いかにも古めかしいさま。また、古めかしく趣のあるさま。▽「古色」は年を経た物の古びた色合い。古風な趣。「蒼然」は古びた色のさま。
こはるびより【小春日和】
冬の初めの時期の、春のように暖かい気候のこと。また、陰暦十月ごろの暖かい天候のこと。
さんちゅうれきじつ【山中暦日】
俗世間を離れて、山の奥深くで悠々と生活すること。「山中さんちゅう暦日れきじつ無なし」という句の略で、人里離れた山の中で暮らしていると、月日の過ぎるのも忘れてしまうという意。
せつげつふうか【雪月風花】
四季折々の自然の美しい景色のこと。また、それを見ながら、詩や歌を作ったりする風流なさまのこと。「風花雪月ふうかせつげつ」ともいう。