尋章摘句の解説 - 三省堂 新明解四字熟語辞典

じんしょう-てきく【尋章摘句】

つまらない些細ささいなことばかりにこだわって、広く全体を見通した、ものの見方ができないたとえ。▽「尋章」は文の一節のことを考えること。「摘句」は句を取り出す、重要な句を選び出すこと。文章や詩の一章一句の細かな部分に気をとられ、全体の意味や趣旨が理解できないという意から。「章しょうを尋たずね句くを摘つむ」と訓読する。

出典

『呉志ごし』孫権伝そんけんでん注

句例

尋章摘句にこだわる、尋章摘句の学者

類語

尋言逐語 滞言滞句

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