しぼくかくけい【子墨客卿】
文人や詩文に慣れ親しんだ風流人のこと。また、人から来た手紙一般をいう。
しんたいはっぷ【身体髪膚】
人間のからだ全体のこと。全身。▽「身体」はからだ。「髪膚」は髪の毛と皮膚の意。ここから、からだ全体をいう。からだは父母から受けた大切なものの意が込められ、出典に「身体髪膚之これを父母に受く、敢あえて毀傷きしょうせざるは孝の始めなり」とある。
せいりゃくけっこん【政略結婚】
当事者の意向によらず、親や一族が自分の利益のために取り決めた結婚。
とつぜんへんい【突然変異】
生物体で、遺伝子または染色体の変化が原因で、親と明らかに異なった形質が、突然あらわれること。
どくしょしょうゆう【読書尚友】
書物を読んで、昔の賢人を友人とすること。▽「尚」は過去にさかのぼる意。
はんぽのしゅう【反哺之羞】
親の恩に報いて、食べさせる食べ物。親孝行のたとえ。
ばくぎゃくのとも【莫逆之友】
気持ちがぴったり合った親密な友。
ふうりゅういんじ【風流韻事】
自然に親しみ、詩歌を作って遊ぶこと。また、詩歌を作ったり、書画を書いたりする風雅な遊びの意。▽「風流」は優雅な趣のあること。「韻事」は詩歌や書画などの風流な遊び。
ふうりゅうざんまい【風流三昧】
自然に親しみ、詩歌を作るなどして優雅な遊びにふけること。▽「風流」は優雅な趣のあること。「三昧」はそのことにふけって他をかえりみないこと。
ようせいそうし【養生喪死】
生ある者を十分に養い、死んだ者を手厚く弔うこと。孟子もうしは、これを王道政治の始めとした。▽「養生」は父母や妻子を豊かに生活させる意。「生」は「じょう」とも読む。「生せいを養やしない死しを喪そうす」と訓読する。