きんでんぎょくろう【金殿玉楼】
きらびやかで美しい御殿。また、黄金や珠玉で飾った豪華で美しい建物。▽「殿」「楼」はともに建物・御殿の意。大きく立派な建物。
けんらんごうか【絢爛豪華】
⇒ ごうかけんらん(豪華絢爛)
ごうかけんらん【豪華絢爛】
きらびやかに輝き、華やかで美しいさま。▽「豪華」はぜいたくで華やかなさま。「絢爛」はきらびやかで美しいさま。「絢爛豪華けんらんごうか」ともいう。
さんせいのよう【三牲之養】
親を豪華な食事でもてなし孝行すること。親孝行を惜しまないという意。
しいびしょく【侈衣美食】
豪華な衣装やおいしい食事のことで、ぜいたくな暮らしのこと。衣類や食べ物に、ぜいの限りを尽くすこと。
しゅちにくりん【酒池肉林】
ぜいたくの限りを尽くした盛大な宴会。また、みだらな宴会のたとえ。酒を池に満たし、肉を林に掛ける意から。
しょくぜんほうじょう【食前方丈】
きわめてぜいたくな食事のこと。ごちそうが自分の前に、一丈四方もいっぱいに並べられる意から。▽「食前」は食事の席の前。「方丈」は一丈四方。「丈」は長さの単位。一丈は約三・〇三(周代は二・二五)メートル。
すいきんせんぎょく【炊金饌玉】
たいへん豪華でぜいたくな食事。たいへんなごちそうの意。黄金を炊いて食物とし、玉を取りそろえて膳ぜんに並べる意から。美食を褒めたたえるたとえ。また、他人のもてなしを謝する言葉。▽「金きんを炊かしぎ玉ぎょくを饌そなう」と訓読する。
ぜいたくざんまい【贅沢三昧】
思う存分にぜいたくするさま。▽「贅沢」は身分にふさわしくない必要以上のおごり。「三昧」はそのことに夢中になって、他をかえりみない意を表す語。
もくしょくじし【目食耳視】
見た目にとらわれ、味よりも外見が豪華な食べ物を選び、世間の評判を気にして衣服を選ぶこと。衣食の本来の意義を忘れて、ぜいたくな方向に流れていくこと。▽「目食」は口に合うかではなく、見た目が豪華なものを食べること。「耳視」は世間のうわさを気にかけて、自分に似合うかでなく、高価な衣服を着るということ。「目めもて食くらい耳みみもて視みる」と訓読する。「耳視目食じしもくしょく」ともいう。