とっこかまくび【独鈷鎌首】
論争好きの歌人。六百番歌合の時、顕昭(けんしょう)が独鈷を手に持ち、寂蓮(じゃくれん)が鎌首のように首をもたげて論争したのを、女房たちが「例の独鈷鎌首」とはやしたところからいう。
どうかさよう【同化作用】
生物が、体外から取り入れた物質をその必要な成分に変化させる働きのこと。また、他から得た知識などを自分のものとして身につけること。
どうきそうきゅう【同気相求】
似た気性の持ち主は、相求め合って自然に寄り集まるということ。
どうきどうぶん【同軌同文】
⇒ どうぶんどうき(同文同軌)
どうぎきょかつ【恫疑虚喝】
疑わしいことを取り上げて、相手をおどし、恐れさせること。
どうこういきょく【同工異曲】
音楽や詩文などで、その技量が同じでも味わいや趣がまちまちであること。転じて、見た目は異なるが、内容は似たり寄ったりであること。▽「工」は巧みさ・技量。「異曲同工いきょくどうこう」ともいう。
どうしょういむ【同床異夢】
同じ寝床に寝ても、それぞれ違った夢を見ること。転じて、同じ立場にありながら、考え方や目的とするものが違うことのたとえ。
どうしょうてっぺき【銅牆鉄壁】
銅の垣根と鉄の壁の意から、守りの堅固なこと。また、どのような方法でも壊すことができないもののたとえ。▽「牆」は垣根のこと。
どうしんきょうりょく【同心協力】
心を一つにし、協力し合い、皆で団結して事にあたること。
どうしんけんご【道心堅固】
仏教のことばで、悟りを求め、道心が強くてしっかりしていること。