• 意味
  • 例文
  • 慣用句
  • 画像
[動ハ四]動詞の(宣)る」に「たま(給)う」の付いた「のりたまう」の音変化で、本来は、上位下位に告げ知らせるの意》
  1. 言う」の尊敬語。おっしゃる。

    1. 「何くれと、いとあはれに多く—・ひて」〈かげろふ・中〉

  1. (尊者に対し、かしこまりあらたまった会話で自己側の動作として用いる)自分部下身内に言って聞かせる。申し聞かせます。

    1. 「立ちぬる月にも、おもとの御こと(娘ニ)—・ひ語らはむとて」〈宇津保・俊蔭〉

[補説]現代語では、尊敬語としてではなく、からかい半分のふざけた言い方として、「いかにも、もっともらしく言う」「大きな態度で言う」などの意に用いることがある。「そんなわかりきったことはのたまうな」「おそく帰宅して、食事はないかなどとのたまう」
[動ハ四]のたまう
goo辞書は無料で使える辞書・辞典の検索サービスです。1999年にポータルサイト初の辞書サービスとして提供を開始しました。出版社による信頼性の高い語学辞典(国語辞書、英和辞書、和英辞書、類語辞書、四字熟語、漢字など)と多種多様な専門用語集を配信しています。すべての辞書をまとめて検索する「横断検索」と特定の辞書を検索する「個別検索」が可能です。国語辞書ではニュース記事や青空文庫での言葉の使用例が確認でき、使い方が分からない時に便利です。