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辞書
1 農作物の害鳥を追い払うこと。また、その仕掛け。鳥おどし。
2 農村の小正月の行事の一。関東・東北地方などで行われる。多くは、子供たちが鳥追い歌をうたって、鳥追い棒と称する杓子 (しゃくし) や棒などで鳥を追うしぐさをする。
3 門付けの一。新年に門口で、扇で手をたたきながら祝言を述べ、米銭の施しを得たもの。江戸初期、京都悲田院の与次郎が始めたという。たたき。たたきの与次郎。
4 門付け芸の一。江戸中期以降、新年に女太夫たちが、新しい着物に日和下駄・編み笠姿で三味線などを弾きながら、鳥追い歌を歌って家々を回ったもの。《季 新年》「—やうき世の霜の袖袂/万太郎」
出典:デジタル大辞泉(小学館)
とりおいうた【鳥追い歌】
鳥追いの行事のときに子供たちがうたった歌。のち正月の門付け芸人の女太夫の歌となった。
とりおいぶね【鳥追い舟】
水田に害を与える鳥を追い払うための舟。笛・太鼓などではやしたてて追い払う。
鳥追
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