出典:gooニュース
鉛の銃弾を十字架などに加工か 島原の乱の原城跡、かまどや鋳型発見
世界文化遺産の原城跡(長崎県南島原市)の発掘調査で、島原・天草一揆(島原の乱)の一揆勢が、鉛の銃弾を溶かして十字架などの信心具に再加工した工房とみられる竪穴状遺構が見つかった。調査した市教育委員会が4月23日に発表した。 市教委によると、一揆勢が籠城(ろうじょう)した二ノ丸で発掘された竪穴状遺構で、炭や、火をたくかまどのような施設が複数見つかった。
キリシタンの信心具鋳型か発掘 「島原の乱」舞台跡の調査
江戸時代初期にキリシタン農民らが蜂起した「島原の乱」の舞台「原城跡」(長崎県南島原市)の発掘調査に関して、同市は23日、城に撃ち込まれた幕府軍の銃弾をキリシタンがコインの形の信心具に加工するために使ったとみられる鋳型などが見つかったと明らかにした。 市は遺跡の保存や整備を目的として2018年から原城跡の二の丸などを調査。
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