識別/鑑別/鑑識/鑑定/弁別/判別 の解説 - 小学館 類語例解辞典

識別/鑑別/鑑識/鑑定/弁別/判別 の共通する意味

物事の性質、種類などを区別すること。

英語表現 discernment

国語辞書で調べる 識別 鑑別 鑑識 鑑定 弁別 判別

識別/鑑別/鑑識/鑑定/弁別/判別 の使い方

識別する
▽暗くてだれか識別できない ▽色や形を識別する能力
鑑別する
▽ひなの雌雄を鑑別する
鑑識
▽確かな鑑識眼をもっている
鑑定する
▽絵の鑑定を依頼する ▽筆跡鑑定
弁別する
▽是非の弁別をする
判別する
▽意味の違いを判別する

識別/鑑別/鑑識/鑑定/弁別/判別 の使い分け

「鑑別」が、物事をよく調べて、その結果見分けをつけるときに用いられるのに対して、「識別」は直感としてそれと分かるときにも用いる。
「鑑識」は、物事の良否、真偽などを見分けること、あるいはその能力をいうときに用いる。また、特に警察で行う鑑定をいう。
「鑑定」は、物の真偽、良否の判定に用いる。主として、美術品、証拠物件などについて用いる。
「弁別」は、物事の違いをわきまえたうえで、その区別をすることであるのに対し、「判別」は単に区別を明らかにすること。

識別/鑑別/鑑識/鑑定/弁別/判別 の関連語

見分ける 【カ下一】
見て区別する。「赤ん坊も親の顔を見分けられるようになった」「本物を見分ける」

カテゴリ

#人間の性質#思考

識別/鑑別/鑑識/鑑定/弁別/判別 の類語 - 日本語ワードネット

識別 の類語

何かを指定するか識別する行為 の意

違いを認識、または知覚する の意

例えば、植物学または生物学で特定する の意

感覚で検出する の意

賢明に、客観的に判断する性質 の意

2つ以上の刺激の間に差が見られる認知過程 の意

記憶によって何かまたは誰かを確認するプロセス の意

鑑別 の類語

違いを認識、または知覚する の意

例えば、植物学または生物学で特定する の意

2つ以上の刺激の間に差が見られる認知過程 の意

鑑識 の類語

賢明に、客観的に判断する性質 の意

状況や事情を如才なく評価し、論理的に正しい結論を引き出す能力 の意

関係を理解して区別する知能 の意

(特に審美的な価値についての)繊細な慧眼 の意

鑑定 の類語

本質的な特徴か意味を発見するために、詳細に検討し分析する の意

批判的な意見を形成する の意

本質、能力、程度または重要さを見極める、または見積もる の意

人、状況または出来事を判断または評価する行為 の意

物や人の質の判断 の意

ある物の価値を査定すること の意

(保険または課税等のため)何かの価値を評価する文書 の意

裁判所の決定の理由を述べる法律文書 の意

弁別 の類語

違いを認識、または知覚する の意

感覚で検出する の意

2つ以上の刺激の間に差が見られる認知過程 の意

(特に審美的な価値についての)繊細な慧眼 の意

判別 の類語

違いを認識、または知覚する の意

2つ以上の刺激の間に差が見られる認知過程 の意

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