《「くろぎ」とも》

  1. (古くは「赤木」に対して、のちには「白木」に対して)皮のついたままの丸太

  1. 約30センチの長さに切った生木を、かまどで黒く蒸し焼きにして薪としたもの。京都八瀬大原でつくられ市中を売り歩いた。

  1. 黒檀 (こくたん) 別名

    1. 「—の数珠 (ずず) の小さう美しいをとりいだして」〈平家・一二〉

新嘗祭 (しんじょうさい) 大嘗祭 (だいじょうさい) などで、白酒 (しろき) とともに神前に供える黒い酒。甘酒クサギの焼き灰を入れて黒くしたもので、室町時代には黒ごまの粉を入れたものを用いた。→白酒 (しろき) 

出典:青空文庫

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2023年12月