殿上童 (てんじょうわらわ) 1」に同じ。

中宮の御方に候はせ給ふ女房のめしつかひける—」〈平家・六〉

小さい刀。特に、脇差

人数の少ない政党勢力の弱い党派

小さい島。こじま。

せいとう(正統)」に同じ。

「頼政卿は、…源氏嫡嫡の—」〈平家・一〉

等級が上がること。昇級

「例の—の一件はまだ何 (どち) らとも決まらないか」〈逍遥細君

[名](スル)
  1. 高く上がること。

    1. 「泡とは、圧迫する水の圧力を突き破って—する気力である」〈横光上海

  1. 物価が高くなること。

松の梢を渡る風の音を波の音にたとえていう語。松籟 (しょうらい) 。

[名](スル)あかりをけすこと。「一〇時には—する」「—時間」⇔点灯

こずえの先端

夜間の航行で、船の前方のマストに掲げ、船の前面を示す白色光の灯火。

帆柱の先。マストの頂 (いただき) 。

[名・形動]

  1. 道理にかなっていること。また、そのさま。せいとう。

    1. 「—にも—にも百まんだら頼みによこして貰って行った嫁の親」〈一葉十三夜

  1. 正直でまじめなこと。実直信実

    1. 「お前はちいさい時から—な人で」〈円朝怪談牡丹灯籠

  1. ちょうど忌日にあたること。

    1. 「—の日誦経の後、牌前に備へ」〈続明烏・冬〉

出典:青空文庫

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