なら・す【^▽生らす】

の解説

［動サ五（四）］果実を実らせる。実を結ばせる。「柿の木が実を—・す」

なら・す【^▽均す／^▽平す】

の解説

［動サ五（四）］

1. １ 高低・凹凸をなくして平らにする。「グラウンドを—・す」

1. ２ 平均する。「利益を—・して分配する」

なら・す【慣らす／^×馴らす】

の解説

［動サ五（四）］

1. １ ある状態・環境になれさせる。少しずつ何度も試みて、そのことが当然のことになるようにする。また、うまくやれるかどうか前もって調子をためしたり整えたりする。なじませる。順応させる。「準備運動をして体を—・す」「水に—・す」「履き—・した靴」

1. ２ 動物を訓練して、なつかせる。人になじみ親しむようにする。「鷹 (たか) を—・す」「野生の馬を飼い—・す」

1. ３ 技芸などを習わせる。練習させる。

   1. 「舞ども—・し、殿の内ゆすりてののしる」〈源・若菜下〉

1. ４ なれすぎてあなどる。横柄になる。

   1. 「すべて人の振る舞ひは重らかに言葉少なにて、人をも—・さず、人にも—・されず」〈十訓抄・一〉

なら・す【鳴らす】

の解説

［動サ五（四）］

1. １ 音を出すようにする。音をひびかせる。「鐘を—・す」「ブザーを—・す」「指を—・す」

1. ２ そのことで大変世間の評判をとる。「昔は名投手で—・したものだ」

1. ３ やかましく言いたてる。「不平を—・す」「非を—・す」

1. ４ 音を出して放屁する。おならをする。

   1. 「誤りていと高く—・してけり」〈今昔・二八・一〇〉

[可能]ならせる

出典：デジタル大辞泉（小学館）

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