[感]
1 謡物の囃子詞 (はやしことば) 。
「新 (あらた) しき年の始めにや斯くしこそ—斯くしこそ」〈催馬楽・新しき年〉
2 驚いたとき、また感嘆したときに発する語。あれ。まあ。
「—、こりゃまた仕合はせでござりまする」〈狂言記・吟じ聟〉
出典:青空文庫
・・・中の女の顔を蚯蚓腫れだらけにしたと言うことです。 半之丞の豪奢を・・・ 芥川竜之介「温泉だより」
・・・この顔中紫に腫れ上った「物」は、半ば舌を吐いたまま、薄眼に天井を・・・ 芥川竜之介「影」
・・・門は左の横鬢を紫色に腫れ上らせたのである。治修はこの二人を召し、・・・ 芥川竜之介「三右衛門の罪」