1. 昔、日本から中国を呼んだ名。から。とうど。

  1. 昔、中国から伝来したものにつけた語。

[補説]中国南方の越 (えつ) (浙江 (せっこう) 省付近)の諸国・諸族の「諸越」の訓読みから起こり、最初その地方をさしていたのが、しだいに中国全土をさすようになったという。一説に、その地方から諸物渡来した意とも。

イネ科の一年草。高さ約2メートル。茎は円柱形で節があり、葉は長大で互生する。夏、茎の頂に大きな穂を出し、赤褐色の小さな実が多数できる。実は酒・菓子などの原料。飼料にもする。アフリカの原産で、古くから作物として栽培高粱 (コーリャン) 。もろこしきび。たかきび。とうきび。 秋》

出典:青空文庫

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