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澪標（みおつくし） とは？ 意味・読み方・使い方

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みお‐つ‐くし〔みを‐〕【×澪▽標】
の解説

  1. １ 《「澪 (みお) つ串 (くし) 」で、「つ」は助詞「の」の意》澪にくいを並べて立て、船が往来するときの目印にするもの。和歌では「身を尽くし」にかけて用いることが多い。みおぎ。みおぐい。みおじるし。

    1. 「かくとだに岩垣沼の—しる人なみにくづる袖かな」〈式子内親王集〉

  1. ２ 香の一。香味は少し辛く苦い。

源氏物語第14巻の巻名。光源氏28歳から29歳。冷泉帝の即位、源氏の内大臣昇進、明石の上の女児出産などを描く。
外村繁の中編の私小説。昭和35年（1960）「群像」誌に掲載。同年の第12回読売文学賞を受賞。

出典：デジタル大辞泉（小学館）

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出典：デジタル大辞泉（小学館）

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澪標 の例文(2)

出典：青空文庫

  • ･･･、それの留まりそうな澪標もない。あったにしても、こう人近く、羽を･･･ 泉鏡花「海の使者」

  • ･･･塚のごとく、あるいは澪標のごとく、あるいは関所のごとく、また緑門･･･ 寺田寅彦「連句雑俎」

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