[名]ツルとカメ。長寿でめでたいものとして、祝儀などに用いられる。
[感]縁起直しにいう語。ふつう「つるかめつるかめ」の形で用いる。
    1. 「そいつあ愜 (かな) いませんぜ。— —」〈鴎外・百物語〉

謡曲脇能物。喜多流では「月宮殿 (げっきゅうでん) 」。唐土の皇帝が新春節会に鶴と亀に舞をまわせ、みずからも月宮殿で舞楽に興じる。
長唄謡曲「鶴亀」の詞章に10世杵屋 (きねや) 六左衛門作曲したもの。嘉永4年(1851)発表
常磐津 (ときわず) 。本名題「細石巌鶴亀 (さざれいしいわおのつるかめ) 」。3世瀬川如皐 (じょこう) 作詞、4世岸沢古式部作曲。文久元年(1861)発表
goo辞書は無料で使える辞書・辞典の検索サービスです。1999年にポータルサイト初の辞書サービスとして提供を開始しました。出版社による信頼性の高い語学辞典(国語辞書、英和辞書、和英辞書、類語辞書、四字熟語、漢字など)と多種多様な専門用語集を配信しています。すべての辞書をまとめて検索する「横断検索」と特定の辞書を検索する「個別検索」が可能です。国語辞書ではニュース記事や青空文庫での言葉の使用例が確認でき、使い方が分からない時に便利です。

検索ランキング

2023年7月