《「きみ」の音変化。また「び」は「味」の漢音とも》気持ち。心持ち。

「—が悪くって居ても起 (た) っても居られませんもの」〈漱石・琴のそら音〉

《「きみ」の音変化》

  1. イネ科の一年草。高さ約1メートル。葉は幅広の剣状。夏から秋にかけ、茎の頂に多数花穂をつけ、実ると垂れる。実は2ミリほどの扁球形で、白または黄色。インドの原産で、古くから穀物として栽培ウルキビモチキビなど多くの品種がある。 秋》「—刈て檐 (のき) の朝日の土間に入る/子規

  1. トウモロコシ別名

表面だけでは知ることのできない、微妙なおもむきや事情。「人情の—に触れる」

[名](スル)《「羈」は馬の手綱、「縻」は牛の鼻綱の意》つなぎとめること。また、そのもの。束縛
  • 「人心を束縛—せず」〈村田文夫・西洋聞見録〉

駿馬 (しゅんめ) の尾。また、その後ろ。

出典:青空文庫

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2023年12月