上代、山陽道にあった国。のち、備前 (びぜん) 備中 (びっちゅう) 備後 (びんご) 美作 (みまさか) の四国となる。現在の岡山県全域と広島県東部。

《「きみ」の音変化。また「び」は「味」の漢音とも》気持ち。心持ち。

「―が悪くって居ても起 (た) っても居られませんもの」〈漱石・琴のそら音〉

《「きみ」の音変化》

  1. イネ科の一年草。高さ約1メートル。葉は幅広の剣状。夏から秋にかけ、茎の頂に多数の花穂をつけ、実ると垂れる。実は2ミリほどの扁球形で、白または黄色。インドの原産で、古くから穀物として栽培。ウルキビモチキビなど多くの品種がある。 秋》「―刈て檐 (のき) の朝日の土間に入る/子規

  1. トウモロコシの別名。

表面だけでは知ることのできない、微妙なおもむきや事情。「人情の機微に触れる」

[名](スル)《「羈」は馬の手綱、「縻」は牛の鼻綱の意》つなぎとめること。また、そのもの。束縛。
  • 「人心を束縛―せず」〈村田文夫・西洋聞見録〉

駿馬 (しゅんめ) の尾。また、その後ろ。

出典:青空文庫