[名](スル)
  1. 争っていたもの、反発しあっていたものが仲直りすること。「対立する二派が—する」

  1. 民事上の紛争で、当事者が互いに譲歩して争いをやめること。契約によるものと、裁判所においてなされるものとがある。

  1. わげ(和解)

[補説]書名別項。→和解
[名](スル)
  1. やわらぎととのうこと。調和すること。

    1. 厳密なる節奏を弃て—せる言語に一任し」〈菊池大麓訳・修辞及華文〉

  1. 離婚訴訟で、当事者が婚姻維持または円満協議離婚のために仲直りし、訴訟終了させる合意をすること。

[形][文]わか・し[ク]
  1. 生まれてから多くの年数を経ていない。年齢が少ない。「—・いころ」「—・い女性」

  1. 草木などが生え出てからあまりたっていない。「—・い樹木」「—・い芽」

  1. できてからの時間が短い。まだ十分発達していない。「—・い国」「—・い産業

  1. 他の人にくらべて、年齢が下である。「私より三つ—・い」

  1. 衰えていない。生気に満ちている。若々しい。「気持ちが—・い」「年の割にからだが—・い」

  1. 世慣れていない。経験が少なく、未熟である。「考え方が—・い」「すぐ顔色に出るようではまだ—・い」

  1. 数字番号が他とくらべてゼロに近い。数が少ない。「—・い番号

[派生]わかげ[形動]わかさ[名]

志賀直哉の中編小説。大正6年(1917)10月、「黒潮」誌に発表。翌年刊行の作品集「夜の光」に収録。著者自身とその父親との、不和と和解を描いた私小説

出典:青空文庫

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2023年11月