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辞書
1 賭弓 (のりゆみ) で勝負を決めること。また、その試合。
「右の大殿の弓の—に、上達部、親王達多く集へ給ひて」〈源・花宴〉
2 囲碁の終盤戦で、まだ決まらない目を詰めること。また、その目。駄目。闕 (けち) 。→結 (けつ)
「碁打ちはてて、—さすわたり、心疾 (こころと) げに見えて」〈源・空蝉〉
「闕官 (けっかん) 1」に同じ。
「—の侍らざらむには、いかでかは」〈宇津保・蔵開中〉
[名・形動]
1 (「吝嗇」とも書く)むやみに金品を惜しむこと。また、そういう人や、そのさま。吝嗇 (りんしょく) 。「何事につけても—な男だ」
2 粗末なこと。価値がないこと。また、そのさま。貧弱。「—な賞品をもらった」
3 気持ちや考えが卑しいこと。心が狭いこと。また、そのさま。「—な振る舞いをするな」「—な料簡」「—な根性」
4 縁起の悪いこと。不吉なこと。また、難癖 (なんくせ) 。
5 景気が悪いこと。また、そのさま。不景気。
「あんまり—な此の時節」〈浄・矢口渡〉
〈血〉⇒けつ
〈結〉⇒けつ
出典:デジタル大辞泉(小学館)
けちが付く
縁起の悪いことが起こる。また、よくないことが起こったために物事がうまくいかなくなる。「スタートから—・いた」
けちを付ける
1 縁起が悪いと感じるようなことを、言ったりしたりする。「せっかくの門出に—・ける」 2 欠点を見つけて悪く言う。難癖をつける。「あれこれ—・けて縁談を断る」
けちな稲荷
取り柄がないことをしゃれていう語。粗末な稲荷神社には鳥居がないので、音の近い「鳥居」と「取り柄」を掛けたもの。
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出典:青空文庫
・・・ろう、人面白くも無えけちをつけやがって。而して又連絡もなく、お前・・・ 有島武郎「かんかん虫」
・・・奴の画はそんなけちな画ではない。大手をふって一人で通ってゆく画だ・・・ 有島武郎「ドモ又の死」
・・・「余ってるよ、奥様はけちだねえ。」 と湯呑を返せり。お貞は手に取・・・ 泉鏡花「化銀杏」
闕
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