きゅうよのいっさく【窮余一策】
追いつめられ、困り果てた末に考えついた方策や手段のこと。
くにくのけい【苦肉之計】
苦しまぎれに考えついた手段や方法、策略のこと。
じょうとうしゅだん【常套手段】
同じような場合に、いつも決まってとられる手段。また、ありふれた方法や手段。▽「常套」は古くからの習慣。ありふれたやり方。
じんかいせんじゅつ【人海戦術】
多数の人員を次々に繰り出して、仕事を成し遂げようとするやり方。機械力などを利用せず、大勢の人を動員して物事に当たらせる方法。本来の意味は、多数の兵員を投じて、数の力によって敵軍を破る戦法のこと。▽「人海」は人が多数集まっていることの形容。
てれんてくだ【手練手管】
思うままに人を操りだます方法や技術のこと。あの手この手と、巧みに人をだます手段や方法。▽「手練」「手管」は、ともに人をだます手段や技術のこと。同義語を重ねて強調した言葉。もとは遊女が客をだます手段をいう語。
でんかのほうとう【伝家宝刀】
家宝として代々伝わっている名刀の意から、いざというときにだけ繰り出す、とっておきの物や手段。
ふたくしゅだん【不択手段】
目的を達するために、どんなことでもすること。
りんえんせんぎょ【臨淵羨魚】
願望を達成するには有効な手段を考えるべきだということ。