くしだ‐たみぞう【櫛田民蔵】
[1885〜1934]経済学者。福島の生まれ。大原社会問題研究所に入り、ドイツに留学。日本における「資本論」研究の水準を高め、また、マルクス(主義)経済学の普及に尽くした。
くしだ‐まごいち【串田孫一】
[1915〜2005]詩人・哲学者・随筆家。東京の生まれ。東京帝大を卒業後、パスカルの研究者として教鞭をとるかたわら、「歴程」などの詩誌で活躍。昭和33年(1958)には尾崎喜八らと山の文芸誌「...
く‐しゅうはく【瞿秋白】
[1899〜1935]中国の政治家・文学者。江蘇省の人。五・四運動に参加。ソ連に新聞記者として滞在し、帰国後、中国共産党中央委員などを歴任。ロシア文学の翻訳や文芸評論で活躍。国民党軍に逮捕、銃殺...