ちんぎょらくがん【沈魚落雁】
魚や雁がんも恥じらって、身を隠すほどの美人。▽もともとは『荘子そうじ』斉物論せいぶつろんに見える逸話で、人間の基準での美人を見ても魚や鳥は逃げるだけだという、価値の相対性を表した語。「落雁沈魚らくがんちんぎょ」ともいう。
ちんちゃくれいせい【沈着冷静】
⇒ れいせいちんちゃく（冷静沈着）
ちんもくかげん【沈黙寡言】
無口なこと。落ち着いていて言葉数が少ないこと。▽「寡」は少ない意。「寡言沈黙かげんちんもく」ともいう。
ばじょうちょうちん【馬上提灯】
馬に乗る時に用いた提灯ちょうちん。馬乗り提灯。
ひんこうほうせい【品行方正】
心や行いが正しく立派なさま。▽「品行」は行い・振る舞い・行状のこと。「方正」は心や行いが、正しくきちんとしているさま。
りろせいぜん【理路整然】
文章や話が、秩序立てた論理で展開されているさま。▽「理路」は筋道のこと。「整然」は秩序正しいさま。
ろんしめいかい【論旨明快】
文章や議論の主旨が、筋道が通っていて分かりやすいこと。また、そのさま。▽「論旨」は議論・意見の要点・主旨、「明快」は筋道がはっきりしていること。
