ちっきょへいもん【蟄居閉門】
江戸時代に、武士などに科した刑罰のこと。また、一般には、家や部屋に閉じこもって外出しないこと。
ちゅうとはんぱ【中途半端】
物事が不完全で未完成なさま。どっちつかずで徹底しないこと。
ちょううんぼう【朝雲暮雨】
男女の契り・情交のこと。▽「朝雲」は朝の雲、「暮雨」は夕暮れに降る雨の意。「暮雨朝雲ぼうちょううん」ともいう。
ちょうかんせきらん【朝観夕覧】
朝な夕なに見ること。絵画などを愛玩あいがんすることをいう。▽「観」「覧」ともに見る意。
ちょうけんびんらん【朝憲紊乱】
国家のおきてが乱れること。国家が存立する基盤の法制度などが不法に侵されること。
ちょうさんぼし【朝三暮四】
目先の違いにとらわれて、結局は同じ結果であることを理解しないこと。また、言葉巧みに人を欺くこと。転じて、変わりやすく一定しないことや生計の意味でも使われる。▽「暮四朝三ぼしちょうさん」ともいう。
ちょうしんるこつ【彫心鏤骨】
心に彫りつけ骨に刻み込む意で、非常に苦心して詩文などを作り上げること。また、単にたいへんな苦労をすること。▽「彫心」は心に刻み込む意。「鏤骨」は骨に刻みつける意。大きな苦労のたとえ。「鏤」は「ろう」とも読む。「心こころに彫ほり骨ほねに鏤きざむ」と訓読する。
ちょうせいきゅうし【長生久視】
長生きをすること。▽「長生」は長生きをすることや長命の意。「久視」は長い間目で見るということで、この世に長く生存するという意。「視」は活と同義ともいう。
ちょうせいぼし【朝生暮死】
生命のきわめて短いこと。人生のはかないことのたとえ。▽かげろうの類などが朝に生まれて夕べには死ぬことから。「朝あしたに生うまれて暮くれに死しす」と訓読する。
ちょうちょうはっし【打打発止】
刀などで激しい音を立てながら打ち合うさま。転じて、激しく議論を戦わせるさま。