いちねんつうてん【一念通天】
どんなことでも、ひたすら信じて念じ続ければ、必ず天に通じて、成し遂げられるということ。
しょうえんだんう【硝煙弾雨】
銃弾を撃ち合う激しい戦い。戦闘が激しく繰り広げられるさま。▽「硝煙」は火薬の煙。発砲によって出る煙。「弾雨」は銃弾が雨のように降り注ぐさま。「煙」は「烟」とも書く。
じゅうおうむじん【縦横無尽】
自由自在に物事を行うさま。思う存分に。四方八方に限りない意から。▽「縦横」はたてとよこ。四方八方。転じて、自分の思うとおりに振る舞うさま。自由自在に。「無尽」は尽き窮まることがないこと。
てんてきせんせき【点滴穿石】
小さな水滴でも、長く落ち続ければ石に穴を開けることができるということ。転じてわずかな力でも積み重なれば、大きな仕事が成し遂げられるということ。
どくしょぼうよう【読書亡羊】
羊の放牧中、本を読んでいて番を怠けたため、羊に逃げられてしまった意。転じて、他のことに気をとられて、肝心な仕事をおろそかにすることのたとえ。▽「書しょを読よみて羊ひつじを亡うしなう」と訓読する。
ひゃくせんれんま【百戦錬磨】
数々の実戦で鍛えられること。また、多くの経験を積んでいること。▽「百戦」は数多くの戦い。「錬磨」は練り磨くこと、よく鍛えること。多くの戦いにのぞんで武芸を鍛え磨くことをいう。
りゅうりゅうしんく【粒粒辛苦】
穀物の一粒一粒は、農民の苦労と努力の結果実ったものであること。転じて、細かな努力を積み重ねて、たいへんな苦労をすること。