はんしんはんぎ【半信半疑】
半分は信じているが、半分は疑っている状態。うそか本当か判断に迷う様子。
ひちゅうのひ【秘中之秘】
秘密にしている中でも特に重要な、絶対に知られてはならない秘密。
ひゃくせいしょうめい【百姓昭明】
民衆の職分や官僚の職務がはっきりして、世の中がよく治まってなごやかなこと。
ほっけざんまい【法華三昧】
心を集中して、法華経をきわめることに熱中すること。
ほんけほんもと【本家本元】
最も正統で、おおもとをなす血筋の家や人、また、流派や商売。分家に対して、その分かれ出たもとの家。転じて、物事の発端となった出来事や中心人物。
ぼうちゅうゆうかん【忙中有閑】
忙しい中にもほっと一息つく場面があるということ。
ゆうざいたいりゃく【雄材大略】
傑出して大きな才能と計画のこと。▽「雄材」は優秀な才能のこと。「雄」は秀でる、すぐれること。「材」は才能・能力のこと。「略」ははかりごと・計画・計略のこと。「材」は「さい」とも読む。
らっかていちょう【落花啼鳥】
自然の趣や詩情。花は散り、鳥は山中で鳴いているという、晩春の寂しげな自然の風景のこと。
りくとうさんりゃく【六韜三略】
中国の有名な兵法書『六韜』と『三略』。『六韜』は周の太公望呂尚りょしょうの作とされる。文・武・竜・虎こ豹ひょう犬の六巻。『三略』は前漢の功臣、張良ちょうりょうの師である黄石公こうせきこうの作とされ、上略・中略・下略の三巻。ただし、ともに後世の偽作という説もある。▽「韜」は弓袋の意で、兵法の奥義、戦略のこと。「略」ははかりごと・計略の意。
ろはんのうんてい【魯般雲梯】
中国春秋時代、魯ろの名工魯般ろはんが作った、雲まで届くような高いはしご。