きうそうだい【気宇壮大】
心意気、度量や発想などが人並みはずれて大きいさま。▽「気宇」は心の持ち方、度量。「壮大」は非常に大きくて立派なさま。
たじたなん【多事多難】
事件や困難が多いさま。▽「事」は事件・出来事、「難」は困難や災難などの意。
たんじゅんめいかい【単純明快】
複雑でなく分かりやすいさま。▽「単純」は混じりけがないさま。「明快」は筋道がはっきりしていて分かりやすいさま。文章や話が分かりやすいさまをいう。
はくがくたさい【博学多才】
知識が豊かで、多くの分野の才能に恵まれていること。▽「博学」は各方面の学問に通じており、多くの事を知っていること。「多才」はいろいろな才能に恵まれていること。
ひんこうほうせい【品行方正】
心や行いが正しく立派なさま。▽「品行」は行い・振る舞い・行状のこと。「方正」は心や行いが、正しくきちんとしているさま。
へいおんぶじ【平穏無事】
変わったこともなく穏やかなさま。▽「平穏」は穏やか、安らかの意。変わった事がない意の「無事」に「平穏」を添えて意味を強調した語。「無事平穏ぶじへいおん」ともいう。
ぼしょくそうぜん【暮色蒼然】
夕暮れどきの、徐々にあたりが薄暗くなっていく様子。▽「暮色」は夕暮れどきの薄暗い景色の意。「蒼然」は日暮れどきの薄暗さの意。「蒼然暮色そうぜんぼしょく」ともいう。
やしんまんまん【野心満満】
夢や野望など身分不相応な望みをあり余るほどもっていること。
りろせいぜん【理路整然】
文章や話が、秩序立てた論理で展開されているさま。▽「理路」は筋道のこと。「整然」は秩序正しいさま。
わきあいあい【和気靄靄】
[ト・タル][文][形動タリ]なごやかで楽しい気分が満ちているさま。「—とした集い」