しんしょうふうけい【心象風景】
心の中に思い描いた景色。体験や感情、感覚によって生み出される想像上の風景。
しんろうしんく【辛労辛苦】
つらい目にあって、非常に苦労すること。▽「辛労」「辛苦」はともに、たいへん苦しむこと。非常につらい思いをすること。「辛労辛苦」は、「労苦」を分けて、それぞれに「辛(つらい)」を加えた語。
じかやくろう【自家薬籠】
使いたい時に使える必要な物。すでに手中にあって、いつでも使えて役に立つもの。完全に身についた技術や、また思いのままに操あやつることのできる人物のこともいう。
じこあんじ【自己暗示】
自分で自分にある観念を繰り返すことで暗示をかけ、理性を超えた行動や力を生み出すこと。▽「暗示」はそれとなく示す、ほのめかすこと。
じもんじとう【自問自答】
自らに問いかけて、自ら答えをいうこと。納得がいかないことや疑問を、自分自身で、反芻はんすうすること。また、あれこれ考えて思い悩むこと。
じゅくしもくそう【熟思黙想】
黙って、心を平静にしてじっくりと考えること。▽「熟思」は十分に考える、よく考えをめぐらすこと。「黙想」は黙って、心を静かにして思いにふけること。
じゅくりょだんこう【熟慮断行】
十分に考えた上で、思い切って実行すること。▽「熟慮」は十分に考えをめぐらすこと。「断行」は思い切って行うこと。
じゅんこうろかい【蓴羹鱸膾】
故郷を懐かしく思い慕う情のこと。▽「蓴羹」は蓴菜じゅんさいの吸い物。「羹」はあつもの・吸い物。「鱸膾」は鱸すずきのなますの意。
じゅんぷうまんぱん【順風満帆】
物事がすべて順調に進行することのたとえ。追い風を帆いっぱいに受けて、船が軽快に進む意から。▽「順風」は人や船が進む方向に吹く風。追い風のこと。「満帆」は帆をいっぱいに張ること。
じゆうじざい【自由自在】
自分の思うままにできるさま。思う存分に振る舞うさま。