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南風之薫の解説 - 学研 四字熟語辞典

温和な南風が心地よく香ること。転じて、天下が治まるさま。
故事
中国の伝説上の聖天子舜しゅんの時代、彼の治世を称える「南風の香りは民の怒りを和らげる」という歌があったという。
出典
『史記』楽書がくしょ・索隠引『尸子しし
用例
昔舜しゅんは五絃琴ごげんきんを弾だんじて南風の詩を作った。南風の薫くんずるやもって我が民の慍いかりを解くべし。南風の時なるやもって我が民の財を阜おおいにすべしと。〈中島敦・弟子〉
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