さいしけんぞく【妻子眷族】
妻や子など、家族と血縁にある親族のこと。また、一族とその従者や部下。▽「眷族」は血のつながりのあるもの。一族。また、従者や部下。「族」は「属」とも書く。
さいほうずいあ【彩鳳随鴉】
女性が、自分より身分などが劣る人に嫁ぐこと。また、妻が夫をぞんざいに扱うこと。美しい鳳おおとりが、黒いカラスのところへ嫁に行くという意味。
させきゆうけん【左戚右賢】
親類や身内の者を低い位におき、賢者けんじゃを重用すること。
さんぷのよう【三釜之養】
薄給の身であっても、喜んで親を養い、孝行すること。「三釜の養をなす」という形で使われる。
しょうじんけっさい【精進潔斎】
酒や肉食をせず、ひたすら修行に専念すること。飲食を慎んで、不浄や汚れを寄せ付けずに、心身を清らかにすること。「物忌み」をすること。
しんすいのろう【薪水之労】
炊事などの日常の雑事を苦労をいとわずすること。薪たきぎを採りに行ったり、水を汲くんだりして、人のために苦労して働くという意味。また、骨身を惜しまず、人に尽くすこと。
たくらくしつろ【拓落失路】
十分な地位を得られず、出世の道が絶たれること。▽「拓落」は役人などが落ちぶれるさま、不遇なさま。「失路」は出世の道を失うこと。「拓落たくらくして路みちを失うしなう」と訓読する。
ちぼのたん【遅暮之嘆】
願いもしないのに年老いていくわが身を嘆くこと。また、晩年。
ちょうしんそうく【長身痩軀】
背が高く、かつ、やせている細身のからだつきのこと。
ちょくりつふどう【直立不動】
まっすぐに立って、緊張して身動きしない姿勢。身分の高い人の前で、その人に対して敬意の気持ちを表すときにとる姿勢のこと。