ヤマノイモ科の蔓性 (つるせい) の多年草。塊根は長い棒状になるほか、形は品種によりさまざま。葉は矢じり形で先がとがり、葉のわきにむかごをつける。雌雄異株。夏に白い小花穂状に咲く。中国原産。芋をとろろ汁などにし食する。漢方では薯蕷 (しょよ) ・山薬 (さんやく) と称し薬用にする。 秋》「—掘って入日に土の香寒し/蝶衣」

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