ふうさん-ろしゅく【風餐露宿】
風にさらされて
食事をし、露に濡
ぬれて
野宿すること。転じて、旅の
苦労、
野宿の苦しみのたとえ。▽「餐」は飲食することで、「風餐」は風に吹きさらされて
食事をすること。「
露宿」は露に濡れながら寝ること。
野外の
仕事の苦しみのたとえとしても用いる。
- 出典
- 陸游りくゆう「壮子吟そうしぎん」
- 用例
- ところで御正客様を迎いにやると、君、驚いたよ||正に風餐露宿の程に上ろうという矢先に妻君携帯で大磯へ旅行ッてのは頗すこぶる驚いたよ。<内田魯庵・くれの廿八日>
- 類語
- 風餐雨臥