油断大敵の解説 - 三省堂 新明解四字熟語辞典

注意を少しでも怠れば、思わぬ失敗を招くから、十分に気をつけるべきであるという戒め。▽「油断」は気をゆるめること。油断は大失敗を招くから、どんなものより恐るべき敵として気をつけよ、という意。
用例
これしきの企ては、歴戦の諸士には、茶の子ではあろうが、油断大敵の諺ことわざもある。<津本陽・闇の蛟竜>

油断大敵の解説 - 学研 四字熟語辞典

油断は、失敗原因となるので、大きな敵と思って警戒せよという意。
注記
「油断」は、注意を怠ること。
用例
その翌年だかのお盆のとき、たけは私のうちへ遊びに来たが、なんだかよそよそしくしていた。私に学校の成績を聞いた。私は答えなかった。ほかの誰だれかが代って知らせたようだ。たけは、油断大敵でせえ、と言っただけで格別ほめもしなかった。〈太宰治・津軽〉

油断大敵の解説 - 小学館 デジタル大辞泉

油断失敗のもとであるから、大敵である。油断して失敗を招くのを戒めた言葉。

[油断]の四字熟語

出典:青空文庫

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