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1 《古くはチガヤの葉で巻いたところから》米や米粉・葛粉の餅 (もち) を笹や葦 (あし) の葉で三角や細長い円錐状に包んで蒸したもの。5月5日の端午の節句に食べる習慣は、屈原が汨羅 (べきら) に入水したのを弔って、その姉が餅を投じたことから始まるという。《季 夏》「—結ふかた手にはさむ額髪/芭蕉」
2 もち米とピータン・焼き豚・野菜などをいためて調味し、笹の葉に包んで蒸したもの。中国粽。
3 「粽形 (ちまきがた) 」の略。
出典:デジタル大辞泉(小学館)
ちまきうま【粽馬】
チガヤやマコモを巻いて馬の形に作ったもの。昔、端午の節句に子供が遊んだおもちゃ。のち、七夕 (たなばた) の供え物にも用いられた。
ちまきがた【粽形】
柱の上下の、丸みをもってすぼまった部分。鎌倉時代に始まった禅宗建築に多く用いられた。粽。
ちまきざさ【粽笹】
笹の一種。山地に群生し、高さ約1.5メートル。葉は大形の長楕円形で、毛はなく、数枚が手のひら状につく。夏、まれに開花。葉を粽を包むのに用いる。
千巻
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