たけだいずも【竹田出雲】
浄瑠璃作者・興行師。 (初世)[?〜1747]別号、千前軒。竹本座の座元。経営に才腕を振るうとともに、浄瑠璃も書いた。代表作「蘆屋道満大内鑑 (あしやどうまんおおうちかがみ) 」など。 (2世)[1691〜1756]初世の子。名は清定。別号、小出雲、のち千前軒・外記。竹本座座元として経営・演出に手腕を発揮、浄瑠璃の最盛期をもたらした。代表作に並木宗輔・三好松洛らとの合作「菅原伝授手習鑑」「義経千本桜」「仮名手本忠臣蔵」など。
たけだかつより【武田勝頼】
[1546〜1582]戦国時代の武将。信玄の子。父の没後、その領国を継いで織田・徳川と対立。長篠 (ながしの) の戦いに大敗。織田信長に攻められて天目山麓で自刃。
たけだこううんさい【武田耕雲斎】
[1803〜1865]江戸末期の勤王家。水戸藩士。名は正生。徳川斉昭 (とくがわなりあき) に仕え、家老。尊攘派の筑波山挙兵を助け、天狗 (てんぐ) 党の首領となり、同志を率いて上洛の途中、加賀藩に降伏。敦賀 (つるが) で斬首された。→筑波山事件
出典:青空文庫
・・・康成氏の書く大阪弁、武田麟太郎氏の書く大阪弁、藤沢桓夫氏の書く大・・・ 織田作之助「大阪の可能性」
・・・はしがき 武田さんのことを書く。 ――というこの書出しは、実は武田・・・ 織田作之助「四月馬鹿」
・・・武田さんは大阪の出身という点で、私の先輩であるが、更に京都の第三・・・ 織田作之助「武田麟太郎追悼」